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【あらすじ・感想】映画『インターステラー』親子愛と伏線回収がすごい!

映画『インターステラー』。

2020年9月18日公開映画『TENET テネット』と同じクリストファー・ノーラン監督の映画です。

これまで『バッドマン ダークナイト』や『インセプション』を生み出した監督です。

太陽系の話とか、ブラックホールの特異点とか…正直難解な部分はありますが、親子愛と伏線回収がものすごく、ハラハラドキドキが止まらない壮大なSF映画です。

思わずところどころ息を止めてみてしまうほど。笑

映画『TENET テネット』公開前に、まだ観ていない人はぜひ!

映画『インターステラー』

映画『インターステラー』

監督:クリストファー・ノーラン

ジャンル:SF、アクション

オススメ度:★★★★★/★5

9

ストーリー

9

おもしろさ

10

スリル

9

テーマ性

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映画『インターステラー』あらすじ・概要(※以下ネタバレあり!)

『インセプション』「ダークナイト」3部作のクリストファー・ノーラン監督作品

鬼才クリストファー・ノーランと、アカデミー賞(R)受賞Wキャストが仕掛ける、衝撃の宇宙体験!

地球の寿命が終わる。人類の挑戦が始まる。

地球の寿命は尽きかけていた。
居住可能な新たな惑星を探すという人類の限界を超えたミッションに選ばれたのは、まだ幼い子供を持つ元エンジニアの男。
彼を待っていたのは、未だかつて誰も見たことがない、衝撃の宇宙。
はたして彼は人類の存続をかけたミッションを成し遂げることが出来るのか?
鬼才クリストファー・ノーラン監督×アカデミー主演男優賞受賞マシュー・マコノヒー×アカデミー助演女優賞受賞アン・ハサウェイ
世界最強の監督とキャストが仕掛ける、衝撃の宇宙体験!

ワーナー公式ページより引用

監督:クリストファー・ノーラン

本物のビルを爆破したり、ミニチュアを活用して撮影するなど、CGをなるべく避けていることでも有名な監督です。
本作『インターテスラー』では、広大なとうもろこし畑が実際に作られたようです。

そして、ノーラン監督の過去作『バッドマン ダークナイト』と『インセプション』、どちらも観てきていますが…。

バッドマンのダークナイトはもちろん、インセプションも夢の中を自由に動けるなど、ユニークな設定ですよね。

インターステラー』は壮大な宇宙を舞台にしたSF映画。
終わりかけの地球で、どんどん作物もとれなくなっていく。このままでは数十年後には人類が滅亡する…という設定になっています。

映画の世界観はもちろん、伏線回収と親子愛が素晴らしい映画となっていました!

『TENET テネット』は「ミッション<時間>から脱出せよ。」というサブタイトルとなっており、こちらも大変気になります…!

登場人物

ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)

元パイロットで、現在はとうもろこし農家をしつつエンジニアもしている。妻は脳腫瘍(?)で亡くなった模様。

疫病が流行り、地球では小麦が育たなくなり、オクラも壊滅。そしてとうもろこしも育たなくなることが予想されており、どんどん食糧難になる地球。

そんな中、10歳の娘・マーフが自室で超常現象を体験。

クーパーは超常現象を当初信じていなかったが、砂嵐時にマーフの部屋の床に降り積もった砂を見て、誰かが意図的に地球の座標を教えようとしていることに気づく。

その場所に向かうとNASAの極秘基地。

「ラザロ計画」と呼ばれる、おわりゆく地球から人類を救う計画をNASAの博士より聞かされ、過去のパイロット経験から、宇宙船に乗ることになる。

ラザロ計画とは?

  • プランA:地球のなるべく多くの人類を移住させられる星を探し出して、人類を移住させる(スペースコロニーを打ち上げるための方程式の解が必要。ブラックホール内で知り得た情報がなければ解けず、答えを出すのはほぼ無理と思われていた)
  • プランB:受精卵を人工培養し、代理母出産させる(地球上にいる人類は助からない)

宇宙船に乗って、移住に望みのある惑星2つに行くが、結局失敗。

時間の流れの遅い惑星で、地球の23年分をムダにしてしまった上に様々なトラブルがあり、当初は4人いたクルーがクーパーとアリシアのみに…。

なんとかAプランを成功させるための手段を考えついたが、燃料・酸素の都合上、地球に戻れるのはクーパーかアリシアどちらか一方のみ。

アリシアを地球に戻し、クーパーは単身ブラックホールの中へ。

そこで宇宙船はばらばらに解体。しかし、クーパーの体は無事。

高次元?の世界に入り込み、階段のように時間が積み重なる不思議な空間へ。

そこでは時空を超え、過去のマーフの部屋を見ることができる。

大声を出して、マーフに気づいてもらおうとするができず、クーパーにできるのは重力を操り、ものを落としたりして部屋の中のマーフにメッセージを送るのみ。

ここで過去のマーフが経験した超常現象や、クーパーが気付いた砂埃の座標に繋がる。
マーフ・クーパーが経験していたのは、クーパーによる未来からのメッセージだったということ。

クーパーは過去から現在のマーフの部屋まで高次元空間内を移動し、現在の科学者となったマーフに、宇宙で得た地球を救うキーとなる情報をモールス信号で送る。

その情報によってマーフは、ラザロ計画の方程式を解き、スペースコロニーの打ち上げに成功する。

マーフ(ジェシカ・チャスティン)

クーパーの娘で、宇宙船で出発するときにはまだ10歳。

「絶対帰るから」というクーパーと「行かないで!」と泣くマーフ。

話を聞かず、旅立つクーパーを許すことができなかった。

クーパーが宇宙にいる間に、成長したマーフはNASAの科学者に。

地球を助けるため、プランAの方程式を解こうとするが、ブラックホールの情報が足りず解けきれなかった。

クーパーからブラックホール内の情報をもらい、人類を救うことに成功。

また、ブラックホールの情報から、クーパーが約束通り帰ってきたことを知る。

マーフは後に人類を救った偉大な科学者として有名になる。

映画『インターステラー』の感想

親子愛が素敵すぎる。

クーパーはマーフのほか、もうひとり息子がいます。

マーフのほうが、クーパーの性格や思考に近く、科学者肌というかんじ。

クーパーは人類のためというより、子どもたちの明るい未来のために宇宙船に乗り込みます。

降りた惑星で地球時間の23年間もの間ムダにしてしまい、宇宙船に戻って息子からの23年分の映像メッセージを見るクーパーを見た時は、なんとも苦しくなりました…。

親であれば誰でも、子どもが悩んだ時、悲しい時は側についていてあげたいと思います。

晴れの舞台も、そうじゃないときも見守っていてあげたかったはず。

それでもクーパーは子どもたちを救うため、地球から飛び立つ選択をしました。

ブラックホールでアリシアのみを地球に戻す決断は、クーパーの地球上の人類をはじめ、自分達の子どもや孫が幸せに生きるための苦肉の手段だったのでしょう。

しかし、そうは思っても割り切れないのが人間です。

ブラックホールに入り、マーフの過去の部屋にたどり着いたクーパーの「俺を行かせないでくれ!」のシーンからは、子どもたちと一緒に過ごせなかったことへの後悔・苦しさが込められているように感じました。

ここでも十分に子どもたちへの思いを感じましたが、更に素晴らしかったのはここから。

ブラックホール内で自分が死ぬであろう状況にあっても、マーフにブラックホールで得た情報を渡す方法を考えつき、モールス信号を利用して伝えます。

ブラックホール内の超次元の空間は、ブラックホールの力をもとに、クーパーが自分たちで作り出したものだったと、クーパーは理解します。

そして、自分が宇宙で死ぬことを予見しているにも関わらず、子どもたちを救うために自分が宇宙に行くようメッセージを送るシーンには、思わず胸を打たれてしまいます。

映画『アルマゲドン』に通じるものを感じました。

『アルマゲドン』を見たときにもずいぶん泣きましたが、『インターステラー』も親子の絆の感動で、夜はなかなか寝付けないくらい心がふるえました…。

愛がふんだんに語られる作品

親子愛については上に書きましたが、その他にも愛の力が出てきます。

クーパーと共に生き残ったアリシア。

アリシアはマン博士のいる星又はエドマンズ博士のいる星、2つの惑星どちらに行くか?を悩んだ時に、「愛」の話をします。

「愛は人間が作り出したものじゃない。惹きつけられるものだ自分が10年会っていなくても引き寄せられているエドマンズ博士のいる星へ行くべきだ」といった内容です。

結果的にアリシアのこの推測が正しかったのはラストでわかりますが、愛には大きな力が秘められていることが、色濃く描かれていますね。

クリストファー・ノーラン監督の別作品『インセプション』でも子どもたちへの愛の力で主人公が活路を見出していました。クリストファー・ノーラン監督の作品は、親が子どもに送る愛を強く表している作品が多いですね。

人間の生への欲望の深さ

マン博士のくだりを見た時に、人間の生への欲望の深さを見ました。

他者を犠牲にしても生きたい。蹴落としても生きたい。

嘘をついて自分の星に呼んだとしても、一緒に地球へ戻る道もあったはず。

しかしマン博士は、自分の生きたい欲求ではなく、「人類のためだ!」と言い張り、自分だけが地球に戻ろうとする。

きっと惑星についた当初は「人類を救うために犠牲になっても良い」と考えましたが、孤独や死への恐怖が強くなったのでしょう…。

生きていても、他者と話すこともできない。
そのうち死んでしまうかもしれない…。

そう思った時に、恐怖でマン博士は変わってしまったのでしょう。

「生きていく希望のある星だ」と嘘をつき、他者の命を踏みにじったのは、人間の弱さゆえと感じました。

そして「人類を救う」のは自分でありたいという欲求やプライドも強かったのかもしれません。

ちなみにマン博士の名前はヒュー・マン

この映画では、良い意味で自己犠牲の精神の人物たちが多かったですが、マン博士はグライドと自己愛の塊となっていました。

一番人間らしく、自己愛と弱さを持っていた人物として、この名前がつけられたのかもしれませんね。

伏線の回収の素晴らしさ

何度か書いていますが、伏線の回収が素晴らしい。

  • 映画内序盤でマーフの経験する超常現象から、「彼ら」と呼ばれる物体の正体。
  • ラザロ計画の別惑星移住のための方程式。
  • アリシアが感じ、惹かれた愛
  • クーパーがマーフに告げた「必ず帰ってくるよ」の言葉
  • クーパーがマーフに渡した時計

どれもこれも、きれいに伏線が回収されています。

伏線が回収されていない映画にモヤモヤが残る私ですが、どれもぴったりとピースがあてはまるように伏線が回収されていくのは見事でした。

映画の最初からラストまで、素晴らしいの一言でした!

映画『インターステラー』感想のまとめ

宇宙とか物理学とか科学とか相対性理論とか、もろもろよくわかりませんが、それでも十分に楽しめます。

私は子どもがいるのでなおさらかもしれませんが、親子愛が描かれている映画が大好きです。

常に一緒にいると、うるさく思ってしまったり、当たり前過ぎて忘れてしまいますが、日常生活の素晴らしさや、子どもの大切さに改めて気付かされます。

人間の心の弱さや強さ、心の動きに心震えました…!

2020年9月18日公開の『TENET テネット』も非常に楽しみです!

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ABOUT ME
あんさや
元ナース。実務7年後に退職の後、現在はWebライターとして活動中。夫、娘、息子、犬(りっちさん)との5人家族。小学3年生の娘とともに、プログラミング学習実践中!
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