子育て

常位胎盤早期剥離で緊急帝王切開した話

こんにちは、今日は私が緊急の帝王切開をしたお話をします!

現在妊娠中の方や、今後考えている方に向けたお話です。

不安を煽ったりするわけではありませんが、私自身が超健康!妊婦でした。

実際に自分が緊急帝王切開をするなんて思わなかった。

少ない確率に自分があたるわけない、と思っていました。

ですが、誰でも起こりうる常位胎盤早期剥離や緊急帝王切開。

「こんなこともあるんだ」と知っていただきたいです。

現在、幸い娘に障害はなく育つことができています。

それもこれも早い段階で適切な処置を医師や助産師、看護師さんが行ってくれたからです。

私は医師ではありませんので、間違っている情報もあるかもしれません。

また、体験談なので長めです。

読んでもらうと常位胎盤早期剥離と緊急の帝王切開の流れがある程度把握できると思います。

常位胎盤早期剥離とは?

常位胎盤早期剥離とは、ざっくりお話すると本来出産後に剥がれる胎盤が出産前に剥がれてしまう病気です。

胎盤は胎児に酸素と栄養を送る役目を果たしています。

胎盤が剥がれてしまうと酸素が胎児にいかず、赤ちゃんはとても苦しい状態やひどいときには亡くなってしまうことも…。

また、お母さんにも影響を与えます。

母体の血液凝固システムに影響を及ぼし、出血がとまらなくなるという、母子どちらにとっても恐ろしい病気です。

全妊婦の約1%の病気、といわれています。

症状

・強い腹痛やお腹の張り(お腹が板みたいに固くなります)

・不正出血や大量の出血

このような症状がある場合には、すぐに病院に連絡しましょう!

原因(不明なこともあります

・妊娠高血圧症候群

・常位胎盤早期剥離を以前にも起こしたことがある方

・腹部の外傷(強くぶつけたなど)

・喫煙

など

私の場合は原因不明でした。

当時の状況・手術までの経過

私の妊娠中の状況

まったくの健康!

といっても人それぞれかと思いますが…

私は160cm、50kg前後の標準体型。

当時は24歳、たばこやお酒も元から吸わない・飲まないタイプです。

基礎疾患はなく、健康診断でも1度も引っかかったことはありません。

娘が生まれたのは2012年、2月。

りっち犬

年齢がばれるよ!

妊婦健診等、もちろん定期的に通っており血圧は正常。

体重の増加もギリギリ問題なく、出産を心待ちにしていました。

初めての入院、緊急手術前日

私は40週6日目で緊急帝王切開となりました。

定期検診の際に40週5日目までに陣痛がこなければ入院して促進剤を使用して分娩、とDrに言われていました。

陣痛は来ず、予定通り40週5日目に入院。

初日は入院や翌日の陣痛促進剤の点滴、その他緊急時の手術同意書の説明とサインを行いました。

(この手術同意書のサインが大切だったようです。夫にも署名してもらいました。)

翌日赤ちゃんに会えることにわくわくしていたことを覚えています。(入院も初めてだったので、興奮して夜なかなか眠れなかった。笑)

緊急手術当日

陣痛促進剤点滴開始

翌朝は10時ころから陣痛促進剤の点滴を開始しました。

NSTという胎児心拍測定の機械をお腹に装着します。

立ち会い出産希望だったため、夫に一緒にいてもらいました。

点滴してもらい、いざ陣痛促進剤を使ってみると…急にすごい下痢が!(お食事中の方すいません…)

出したら楽になり、ベッドで静かに点滴をしてもらっていました。

緊張したせいかと思いましたが、後に調べると常位胎盤早期剥離の徴候として便意などもあるようです。

もしかしたらその徴候だったのかもしれません。

昼食を持参していなかった夫。

11時ころ「まだ全然陣痛も始まらないだろうから、近くのお店でごはん買ってきてー、ついでに私いちご食べたいから買ってきてー」

なんて余裕で話をして夫は近くの百貨店へ

(病院近くに百貨店がありました。ちなみに車で行きました。)

急な赤ちゃんの心拍減少

夫が出発し、20分ほどたった頃、NSTで胎児心拍が急に減少するアラームがなりました。

腹痛などは特になかったです。

担当してくれた助産師さんが走ってきて、私の様子を確認。

すぐに他助産師さんを呼び、Drが来てくれて私の状態を確認。

産婦人科経験のない私はなにがなんだかわかりませんでした。

ただ、エコーをしたDrの「ブラッディだ。」の言葉が聞こえて、「出血してるってこと…?これはやばいんじゃない」と気づきました。

そこからは怒涛の流れでした。

助産師さん「旦那さんは?」

私「いま昼食の買い物にでかけたところです。」

私の携帯で電話し、助産師さんが状況説明。

夫は当時百貨店のぐるぐるの駐車場を登っていた途中でした。混んでいたため、ものすごく焦ったそう。笑(そりゃそうだよね…。緊急の手術だもんね…。)

Dr「いまは子宮の中で本来出産後に剥がれないといけない胎盤が剥がれかかってる。このままだと赤ちゃんに酸素がいかなくて危険な状態になるから、緊急の手術になるよ。旦那さんいないけど、すぐにやらなきゃいけない手術だからね。」

緊急手術開始

その後は外来中の助産師・看護師さんとDrも急いで準備をしている姿を見ていました。

歩ける状態だったので、手術室まで助産師さんが私の両脇を抱えて連れて行ってくれました。

頭の中は赤ちゃんへの心配でぐらぐらしていました。

そんな中でも常位胎盤早期剥離の症状といわれるお腹の張りなどはよくわかりませんでした。

緊張して心臓がばくばくしていたのを覚えています。

緊張しすぎて痛みなどはわからない状態になっていたのかもしれません。

ただ、歩いたときにぼたぼたぼたっと何かが流れ出ているのは感じました…。

怖くて流れ出ているものは確認できませんでした…。(おそらく破水または出血だと思われます。)

担当の助産師さんに「赤ちゃん大丈夫ですか、赤ちゃん大丈夫ですか…?」(おそらく何回も)と聞く私。

優しい担当の助産師さんは「大丈夫、大丈夫、絶対大丈夫だよ。」

と手術室に入ってから終わるまで、ずっと私の手を握り続けてくれていました。

そしてDrが腰椎麻酔(下半身のみに効く麻酔。上半身の感覚と意識はそのまま保たれます。)をして麻酔の効きをチェックし手術スタート。

そこから先はすごく早かったです。

メスで下腹部を切開し、他のDrが上腹部から赤ちゃんを切開部に押す、そして赤ちゃんを切開部から取り出す流れでした。

出てくるまで体感的には5〜10分程度だったと思います。

出てきた瞬間、娘の泣き声が聞こえました。

Dr「大丈夫だよー、赤ちゃん元気だよー。」

緊急手術後の様子

無事に生まれてきてくれたことに本当に感謝しました。

念の為娘は保育器に入りましたが、体重はなんと3750gごえのビッグベビーでした。笑

それから傷を縫ってもらい、OPE後の部屋に運ばれます。

足に血栓ができないよう、時間ごとに収縮するポンプのようなものを巻かれました。

夫とも会うことができ、娘の様子も良好で、少しですが部屋で顔を見ることができました。

そして痛みとの戦いへ…!

夫はその後も少し一緒にいてくれました。

麻酔が切れてくるころ

「あれ…なんか痛いんじゃない…?」

初めはこんな感じだったのですが、

「痛い痛い!なにこれ!うわぁああ!」

の痛みに変化…。

子宮の収縮を促すために子宮あたりをグリグリと助産師さんが定期的に押しに来るのですが、

めちゃめちゃ痛い…。傷触ってますやん…

夫も引く痛がりっぷり。

痛み止めの筋肉注射は子宮復古の促進のために、なるべくしないほうがいいと言われ使いませんでした。

が、途中痛すぎて意識朦朧となることも。

(2人目出産のときは同じように筋肉注射を使わなくてもそこまで痛くありませんでした。座薬で普通に耐えられるレベルでした。)

手術翌日

一晩うめいたあとは足のポンプも外され、あるけるように。

手術だったため、赤ちゃんに会うことはできましたが授乳は2日め以降でした。

翌日以降は傷の痛みもどんどんよくなり、手術後のわりには回復が早いと褒められました。笑

常位胎盤早期剥離で緊急帝王切開した話のまとめ

常位胎盤早期剥離の前後のお話、覚えているだけ詳しく書きました。

(若干違う内容があれば申し訳ないです。)

ほんとに恐ろしい病気の一つであることを手術後に知りました。

たまたま入院中、かつ、NSTをつけているときに発症したので母子ともに無事でしたが

在宅中で一人での発症だったらと思うと…。

ですが!

予備知識があると「あれ…?この症状って…」と気付けることもあるかもしれません。

妊娠中は心配なことや症状があれば、まずはすぐ病院に連絡することが大切だと思います。

 「心配しすぎかも」

これくらいでちょうどいいんです!

 この経験が少しでもお役に立てたら幸いです。

ではまたね!

ABOUT ME
あんさや
元ナース。実務7年後に退職の後、現在はWebライターとして活動中。夫、娘、息子、犬(りっちさん)との5人家族。小学3年生の娘とともに、プログラミング学習実践中!